今話題の映画ちいかわをご覧になりましたでしょうか。
子供を連れて観に行きましたが、かなり考えさせられる映画になりますね。
ちいかわたちは基本的にはかわいらしくて、
子供向けのストーリーかと思いましたが、
表面的には子供向けの話ですが、
単純に悪い奴をやっつける話ではなくて、
人魚を食べられたセイレーン側と、島の住人と、どちらとも正義による対立が起こっておりました。
まさに、「正義の反対はもうひとつの正義だ」という言葉そのままです。
あとで調べたところによると、人魚を殺して食べたのは「フタバ」と「イチハ」ですが、これは、フタバがセイレーンによって瀕死の状態にさせられたことが発端となります。
ただ、セイレーンには故意による過失ではないので、わざとやったわけではないし、フタバを瀕死にした事も知らないでしょう。
それでイチハが人魚をエサで誘き寄せて殺してしまいます。
それを煮付けにしてしてフタバに食べさせて、不老不死になるのですが、不老不死を嫌がったフタバが嫌がるイチハにも煮付けを食べさせて、二人で不老不死となります。
セイレーンが怖いところは、不老不死になった住民を探して、体ピッタリの檻に入れて暗いところに閉じ込めるという永遠の恐怖を与えるということです。
これも歌にのせて楽しそうに子供向けのアニメにしてありますが、
大人が観るとぞっとしますよね。
そして、最後、セイレーンが激辛カレーを食べさせられて弱ったところを住民が襲い掛かろうとするとする瞬間。
これでいいのかと、セイレーンを殺して終わりにさせるのかと。
セイレーンは暴れて、フタバが不老不死であることに気づき。
島人からもう人を殺さないでと言われ、「わかった。」と海に帰りました。
ちいかわはイチハとフタバが不老不死になっていることに気づきましたが、
二人の手をつなぐシーンをみて、聞くことをやめました。
そしてエンディングとなります。
ちいかわたちが島を離れる時に、イチハとフタバはいなくなっていたのですが、
その二人どうしたのかなと思いながら、エンドロールの後に、
違う別の島に向かうイチハとフタバ。
その島で、ここで暮らそうとなります。
そして最後のワンカットでセイレーンがその島に向かうところで映画が終了です。
いや、なかなかいい映画を観たなと思います。
これは大人が観るべき映画なのではないでしょうか。
まさに、現在の戦争、紛争を縮図化したような映画。
戦争映画のような感じです。
憎しみと復讐の連鎖をどこかで断ち切らなければならないので、
結局、どうしたらよかったのか。
考えさせられる映画となりました。
間違いなく「白鳥とコウモリ」よりは面白かったです。
ありがとうございました。

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