M-1グランプリ2021感想

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M-1グランプリ2021が12月19日に開催され、

見事、錦鯉が優勝しました。

今日は感想を書いていきたいと思います。

まずはトップバッターのモグライダー

笑神籤でトップで選ばれると、

周りの芸人たちの盛り上げ方がすごいですよね。

これがM-1VS芸人と言われる理由でしょうか。

モグライダーは3回戦でやっていたネタのように、

曲が始まる前に展開するネタで、

美川憲一さんがさそり座の女をうたう前の前奏で、

さそり座の女でない可能性を消して、

いいえ私はの歌いだしを

そうよ私はに代えるというネタ。

一体全体誰が想像つくネタなんでしょうね。

ボケのともしげさんが必至に可能性を消す作業が、

めちゃくちゃ面白いです。

ネタ合わせはほとんどしないようで、

アドリブのようにともしげさんがテンパるのが、

この漫才の特徴でしょう。

出番が後ろであれば、

最終決戦まで行けたのではないかと思います。


2番手はランジャタイ、

登場までのシーンでボケまくる国崎さん。

出番寸前で伊藤さんの背中をポンと叩く姿が印象的でした。

ネタは正直3回戦のiPhone作り方の方が好きでした。

敗者コメントの後ろに巨人師匠のパネルを張るなんて、

過去にそんな芸人観たことありません。


続きましては、3番手ゆにばーす。

ネタが完全に仕上がっていたし、

テンポも間も完璧でしたが、

あんまりおっぱいおっぱい言わない方が良かったのではと思います。


4番手はハライチ。

敗者復活では金属バット、男性ブランコを抑えての勝利。

ネタを敗者復活とは違うネタを披露し、

打ち上げの様子では岩井さんが、

同じネタやってもつまらないと言っていたので、

今までの敗者復活から勝ち上がったコンビはどう思ったのでしょうか。

今までにないハライチの漫才を観て、

ラストの勢いを感じられました。


5番手は真空ジェシカ。

面白かったですね。

スタジオまで向かうシーンで、

川北さんが足をくじき、

心配するガクを俺にかまわず早くいけみたいなジェスチャーをして、

先に行くガクを足を引きずりながら最後抜かすという、

その時点でセンスの塊ですね。

ネタもめちゃくちゃ面白いですし、

テンポはそんなに速くないけど一個一個のボケが、

確実に笑いを取っていたので、

すごいコンビだなと思いました。

敗者コメントでキングオブコントの出番待ちの衣隠しマントをするボケ。

最後の最後までセンスの塊でした。


6番手はオズワルド。

ネタ順にしても笑いの神が降りてきたように、

会場大爆笑。

審査員の得点テンションも最高潮となり、

堂々の第一位となりました。


続きましては、7番手ロングコートダディ。

ネタから敗者コメントのところまで完璧でしたね。

2回目のワニに一歩遅れて肉うどんにされるところの、

ウケ方は異常でしたね。

漫才ということでセンターマイクからずれてやりとりが

行われるのが多くて、

それで得点が伸び悩んだ感はありましたが、

全然、最終決戦に残れる面白さでした。

個人的には一番面白かったです。


8組目は錦鯉。

渡辺さんのツッコミが絶妙でしたね。

東京ダイナマイトの二郎ちゃんの様な落ち着きはなったツッコミで始まったかと思えば、

長谷川さんの目玉が飛び出るくらい後頭部を強打するツッコミで畳みかけて、

堂々のファーストラウンド第2位となりました。

合コンに行くことになったという長谷川さんに対して、

穴でも掘ってろと切り捨てる渡辺さん。

穴は掘らないよと返す長谷川さん。

この謎のやり取りは何だったのでしょうか。

付箋回収にもつながらないので、それが逆に良かったです。

今はやりの付箋回収漫才とは一線を画し、

50歳のオヤジが大声で馬鹿なことを叫ぶ漫才は、

圧巻で御座いました。

最後の「ひーざぁ」が、

あんなに力強い膝は聞いたことありません。

めちゃくちゃ面白かったです。


9組目はインディアンス。

テンポとボケの数で畳みかけるインディアンス。

M-1で高得点が出やすい漫才スタイルは、

会場のボルテージも相まって、

めちゃくちゃウケておりました。

個人的にはロングコートダディの方が面白かったですが、

やはり得点は錦鯉と同点の第2位となりました。


最後10組目がももです。

ももがもっと受けるかなと思いましたが、

思いのほか跳ねなかったですね。

掛け合いの漫才で面白かったです。

何々顔一辺倒で押すだけだと飽きられるのでしょうか?

初見なら大爆笑間違いなしと思いましたが、

難しいものですね。

そして最終決戦に進んだ、インディアンス。錦鯉。オズワルド。

インディアンスは相変わらずのテンポで爆笑をかっさらい。

錦鯉は、サルを捕まえるネタで大爆笑。

どうなるオズワルドで、

オズワルドが若干外したことで、

インディアンスが優勝するなと思いましたが、

錦鯉が5票獲得で優勝。

長谷川さんの涙で感動のフィナーレとなりました。

今回の大会も人間ドラマが垣間見れて、

面白かったですね。

やっぱりM-1は他の賞レースとは格が違うと思いました。

ネタも面白いけど審査員のコメントとか、

敗者コメントとかも面白くて、

今後は敗者コメントに小道具を使う芸人が増えるのではないでしょうか。

ご覧いただきありがとうございます。

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