著者まさきとしか先生の「あの日、君は何をした」読み終わりました。
これはすごい面白い作品ですね。
TSUTAYAの人気小説にランキングされていた小説で、
冒頭を立ち読みして、
連続殺人犯が逃走したところから始まり、
これは面白そうだと思い、
購入して結局、二日で読みました。
小説の帯コメントに書いてある言葉そのまま使わせてもらうと、
「ページをめくる手を止められませんでした。」
こんなに面白い小説は最近買った中では、
群を抜いていましたね。
まさきとしか先生の作品は、
初めて読みましたが、
間違いなくファンになりましたね。
調べたら女性の作家さんで、
この物語でも多くの視点が、
母親や妻の視点が多く、
心理描写もかなり細かく描かれていたので、
なんか納得してしまいました。
ミステリーの角度がえぐいですね。
結局謎を解くまでの道のりも面白いし、
出てくる刑事の魅力もありますし、
最後の真実が分かるところも、
すごい面白かったです。
他に初見の先生の作品で最近面白いと思ったのは、
水野敬也先生の「夢をかなえるゾウ」
あれも面白かったですね。
あれは自己啓発本に近いですけど。
あとは、重松清先生の「青い鳥」
これは泣きましたね。
二つとも古いですね。
ミステリーでは過去最高かもしれません。
東野圭吾先生の「容疑者Xの献身」も
かなり面白かったですけど、
それを超えてしまったのかもしれません。
「あの日、君は何をした」は、
2部構成となっており、
前半に、謎の部分と、
それを取り巻く登場人物が出て、
色々な視点で物語が進んでいくのですが、
後半に入ると、
刑事の視点が加わり、
謎解きが進んでいくのですが、
どことどこが繋がっているのかとか、
この事件と何か関係があるのかとか、
なかなか、真相にたどり着かないのですが、
付箋を回収しながら、
最後の結末まで読むと、
あーすげぇ面白かったーってなる、
ちゃんとしたミステリー小説ですね。
あまりに内容を言うと、
ネタバレになってしまうので、
絶対にネタバレしたら面白くなくなるので、
是非ともフラットな気持ちで、
読んでもらえるとありがたいです。
あの日、君は何をした 小学館文庫 / まさきとしか 【文庫】 価格:792円 |
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