東野圭吾先生の「魔力の胎動」読み終わりました。
「ラプラスの魔女」へ繋がる作品となっております。
正直ラプラスの魔女はそんなに面白くないかった印象でした、
この頃の東野圭吾作品は個人的にはハードルが上がり過ぎていたというか、
「祈りの幕が下りる時」、「沈黙のパレード」も、
正直そんなに面白くないかったのですが、
それは自分の中で東野圭吾作品のハードルが上がり過ぎていて、
もっと面白いのちょうだい状態になってしまっていたからだと思います。
M-1でいう、笑い飯みたいな。
実際には 「祈りの幕が下りる時」、「沈黙のパレード」 も
映画化もされる人気のある作品なので、
面白いことは間違いないのでしょうが、
個人的にはいまいちでした。
そして今回「魔女の胎動」を読み終わり、
短編小説なので、読みやすさはありましたが、
1章、1章の物語が、
盛り上がって結末に落ちる振り幅が、
少し小さかったような気がします、
まあ短編小説なので仕方なしなのですが、
正直、3章の途中から、
読むの諦めようかなと思いましたが、
第4章で今までの伏線とかを回収して、
面白かったので、
最後まで読んでよかったと思いましたし、
ラプラスの魔女もう一回見てみようと思いました。
個人的には、東野圭吾作品の短編集で、
最高傑作なのが「毒笑小説」ですね。
これは東野圭吾作品の最初の出会いの小説だったので、
感動もひとしおでした。
こんなに面白い本あるんだと思いながら、読んでました。
特に最初の話が面白くて、
短編小説だと知らないで買ったので、
この話で、残りこんなにあるけど、
最後まで行くのかと思ってましたが、
面白くて最高でした。
あとは初期の方に読んだ、
「時生」
あれは名作ですね。
最後のオチのところとか、
読後感が最高で、感動して涙流しました。
あとは、「プラチナデータ」も秀逸でしたね。
プラチナデータはよく内容は覚えてないけど、
すごくおもしろかった印象があります。
映画は見てないけど。
やっぱり、最初の方に読んでいた方が、
面白く感じるのでしょうか?
他に東野圭吾作品でおすすめあれば、
教えていただければ嬉しいです。
以上、「魔力の胎動」を読んでの感想です。
ありがとうございました。
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