軽井沢アウトレットで出会う本格中華の味 ― 王鼎記(ワンディンキ)ラーメン&チャーハン

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軽井沢・プリンスショッピングプラザのフードコート「太陽と緑のキッチン」に店を構える、横浜中華街発の炒飯専門店「王鼎記(ワンディンキ)」。名前の通り看板メニューは炒飯ですが、実はラーメンも人気。今回訪れた際、私はラーメンとチャーハンの両方を堪能してきました。

まずはラーメン。スープは透き通るような醤油ベースで、優しい香りが鼻をくすぐります。トッピングは薄切りチャーシュー、もやし、刻みネギと非常にシンプル。スープはあっさりとしつつもコクがあり、最後まで飲み干したくなる味わいです。派手な演出はないものの、その素朴さが逆に好印象。買い物で歩き疲れた体に、すっと染み渡ります。

それではいただきましょう。

ズルズル…

麺は伸びているけど時間が経っているからしょうがないし、あっさりしてて美味いんかーい!!

そして看板のチャーハン。見た目はふんわり、米一粒一粒が軽やかにほぐれ、パラリ感としっとり感の絶妙なバランスを実現しての黄色とネギの緑が彩りを添え、シンプルながらも食欲をそそるビジュアル。口に運べば、香ばしい香りとともに、卵のまろやかさと米の旨味が広がります。油っこさは控えめで、どんどん箸が進む味。さすが炒飯専門店と唸らされる一皿です。

セットでいただくと、ラーメンのあっさり感とチャーハンの香ばしさが相互に引き立て合い、飽きることなく最後まで楽しめます。ラーメンで口を温め、チャーハンで満足感を得る。この循環が心地よく、フードコートながら中華街の雰囲気を少しだけ感じられるのも魅力です。

口コミを見ると「炒飯は間違いなく美味しい」「ラーメンは優しい味で誰でも食べやすい」と高評価が多い一方、「もっとパンチが欲しい」という声もあります。確かに、本格的な濃厚中華を求める人には物足りなさを感じるかもしれませんが、軽井沢アウトレットで気軽に食べられるという立地と、安定感のある味を考えれば、十分満足できるお店だと感じました。

アクセスは軽井沢駅南口から徒歩3分と抜群。営業時間は10:00〜19:00(時期により変動あり)。買い物の合間に立ち寄るのにぴったりなロケーションです。特にランチタイムは混雑しますが、回転も早く待ち時間は比較的短め。

総じて、「王鼎記」は観光やショッピングの途中で“安心して食べられる中華”を求める人におすすめ。炒飯好きはもちろん、軽井沢であっさり系ラーメンを楽しみたい方にも一度試してほしいお店です。ラーメンと炒飯のセットで、ぜひその相性の良さを体験してみてください。

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