「情報漏洩の可能性がある為、パソコンでWinnyは使用しないで下さい。」
当時の安部官房長官が言った言葉で御座います。
果たして、高速道路を作った国土交通大臣は高速道路での暴走事故の責任を問われるのか?
非常に深い闇を感じるこの事件。
映画自体はすごく面白かったです。
金子勇さんを演じる東出昌大さんの演技力のすごさ。
檀弁護士を演じる三浦貴大さんの人間じみた温かさ。
そして何より弁護士事務所の女性スタッフを演じる木竜麻生の圧倒的かわいさ。
めちゃくちゃ良い映画でした。
10年に1人と言われた天才プログラマーの金子氏が開発したWinnyは、
現在のブロックチェーンにも繋がるような技術で、
そんな化け物プログラムを2002年に開発したとすると、
もし、金子氏が逮捕されずに、そのまま開発を進められていたら、
日本のIT産業は世界のシェアを大部分獲得していたのではないでしょうか?
この現在の日本の失われた30年と言われるほどの経済成長の無さ。
アメリカのGAFAMや、中国のアリババに匹敵するような、
大企業を日本が作り上げていた可能性があると考えると、
非常に残念でなりません。
なぜ京都府警は金子氏を何としてでも逮捕したかったのか。
その裏にはとても深い闇があるんだというメッセージが込められているような映画で、
3月10日に上映して、4月7日で上映終了という短さ。
テレビでもあまりCMしていませんよね。
あまり見せたくないという圧力さえ感じてしまいます。
金子勇氏は急性心筋梗塞で2013年にお亡くなりになりました。
無罪判決から1年半後のことです。
本当に急性心筋梗塞なのでしょうか?
こわー。
怖いから考えるのをやめましょう。
高市早苗さんの総務省文章問題も話題となっておりますが、
当時2013年は第2期安倍政権の真っ最中。
異次元の金融緩和で景気を盛り上げようとしておりましたが、
テレビで「景気が悪い」とか「景気が良くなっているとは思えない」という、
内容は放送が出来なくなるっていたようで、
政府による言論弾圧が行われていたという話もありますが、
金子勇さん逮捕してなかったら景気良くなってたんじゃない?
って思っちゃいますよね。
最近では景気が悪いとか言えるようになりましたが、
当時は言えなかったそうです。
圧倒的横ばい力ともいわれる日本経済。
日本経済が上向く日は来るのでしょうか?
話がそれてしまいましたが、とにかく面白い映画なので、
上映終了なる前に観に行かれた方が良いと思います。
東出さんのコミカルな演技、
あんな演技が出来る東出さんはぜってい良い人だと思います。
善人でなければあの演技は出来ないと思いました。
そして何よりも感じたことは、
木竜麻生の圧倒的可愛いさが魅力の映画となっております。
最後にエンドロールで無罪を勝ち取った金子勇氏本人の映像が流れ、
これからの若い開発者にメッセージをと求められると、
少し照れた様子で未来の開発者にメッセージを送る姿に、
何とも言えない感情。
虚無感と達成感が入り混じったような感情で。
未来に期待するかのような表情でいらっしゃいました。
ありがとうございました。
是非とも映画館にてご覧いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
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