親の年齢が後期高齢者となり、
日本の人口の4人に1人が高齢者となっております。
父親が要支援1の認定を経たので、
いよいよ介護について考えていかなければなりません。
要介護認定について
介護保険制度を適用する為、親の介護保険証をもって自治体へ。
申請後、お医者さんの診察が入り、意見書を出してもらいます。
そのあと調査員が入り色々と聞いたり調査が行われ、
要介護度を決めていきます。
要介護度と支給額は、(自己負担は1割)
要支援1 50,320円
要支援2 105,310円
要介護1 167,650円
要介護2 197,050円
要介護3 270,480円
要介護4 309,380円
要介護5 362,170円
の7段階あり、要支援1が一番軽く、要介護5が一番重い状態となっております。
要介護度によって受けられるサービスや支給額が異なります。
地域包括支援センターの活用
要介護認定を受けて要介護度が確定したら、
地域包括支援センターに相談いきましょう。
地域包括支援センターは全国に500か所ありますので、
必ず近くにあることと思います。
介護の相談を無料ですることが出来ます。
要支援の方には介護のプランを考えてくれます。
要介護の方にはサービス事業所を紹介され、
ケアマネージャーさんにプランを考えてもらえます。
ケアマネージャーさんは家族とのヒアリングを行い、
月一回のモニタリングを行い、
本人の意思、家族の意思をそれぞれ尊重して、
コミュニケーションが取れるケアマネージャーさんが良いとされております。
そのプランに基づいて在宅介護か在宅介護中心にデイケアサービスを使うのか、
完全に施設に入れるのかを考えていく事になります。
困ったら地域包括支援センターへ行きましょう。
お金について
お金は基本的には親のお金を使うことが基本となります。
親の貯金や年金支給額を把握する必要がありますが、
うまく家族とコミュニケーションを取りながら、
お金について話し合っていく事が大切です。
そして予算をはっきりさせて、
親が100歳まで生きるプランを予算立てていきます。
いくらかかるかではなく、いくらかけられるかです。
しっかりと予算立てをして計画していきましょう。
お金がまったくない場合、
要介護3以上であれば、
特別養護老人ホームに入ることが出来ます。
特別養護老人ホームはとても安い施設となっております。
また、一人で背負い込まずに、
兄弟、親戚、ご近所さん、ホームヘルパーさんなどを、
うまく使って介護は個人戦では限界がありますので、
団体戦で乗り切っていく事が大切です。
そして、会社を辞めて介護するということは最後の手段として、
介護休業制度を使い年間93日間休めることが出来ますので、
そういう制度をうまく使うことが大切です。
色々なサポートや、サービスや法律を駆使して、
会社と両立して介護が出来る体制を整えましょう。
最後に
親がまだまだ元気で、今はまだ大丈夫という方も、
親とのコミュニケーションを取りながら、
老後について考えていく事が大切だと思います。
大丈夫な今だからこそ、出来ることが必ずありますので、
備えあれば患いなし。
いつか来る親の介護にちょっとずつ備えていければと思います。
ご覧いただきありがとうございます。
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